ロートなど製薬各社 百貨店の化粧品販売強化 強みの機能性、対面で売り込み(フジサンケイ ビジネスアイ)
今、気になっていることは「木製品の匂いの除去について」ですがこんなニュースがあります。
製薬会社が百貨店での化粧品販売を強化している。
ロート製薬が専用ブランドを新設したほか、大塚製薬も取り扱い店舗を増やしている。
不況で消費者が低価格志向を強めるなか、高額商品が多い百貨店は販売が落ち込んでいる。
ただ、商品の魅力である機能性を顧客に理解してもらうためには、美容部員が対面で説明する百貨店が適しており、百貨店への販路拡大を急ぐ。
ロートは今月上旬、百貨店専用の高級ブランド「エピステーム」を新設し、伊勢丹新宿店(東京都新宿区)と高島屋大阪店(大阪市中央区)で化粧品の販売を始めた。
商品は、米ベンチャーとの研究成果を反映し、肌の老化防止に役立つ成分を配合するなど、アンチエイジング(抗加齢)効果を強調。
化粧水や美容クリームなど5000?2万円の18商品を30代後半?40代の女性に売り込む。
来年1月からは中国でも新ブランドの商品を販売し、取扱店を2012年度に内外50店にまで拡大、年間20億円の売り上げを目指す。
ロートは低価格の「肌研(ハダラボ)」など、ドラッグストア中心のブランド展開も進めているが、高級ブランドを加えることで収益力を高める。
08年度に約190億円だった化粧品事業の売上高を、今年度は208億円に拡大する。
百貨店向け化粧品では、大塚製薬も高級ブランド「インナーシグナル」の販売を強化している。
医薬品で培ったノウハウを活用し、メラニンの蓄積を抑制し、シミやそばかすを防ぐ成分を配合した化粧水やクリームなど、最高で1万500円の13商品を販売している。
18日から大宮そごう(さいたま市大宮区)が取り扱いを開始するなど、8月以降だけで取り扱い店舗を5店増やし、40店とした。
同社では「商品内容を消費者にきちんと説明するために(対面販売の)百貨店は重要」とし、今後も店舗を増やしていく考えだ。
両社が百貨店進出を加速しているのは、機能性を顧客に理解してもらうのに適しているためだ。
美容部員が顧客と対面でやり取りするため、顧客情報を集め、固定客をつかみやすいことも進出を後押ししている。
ただ、百貨店は資生堂などの化粧品大手が強く、ブランド力や対面販売ノウハウに差がある異業種が入り込むのは容易ではない。
商品の差別化だけでなく、対面販売の手法でも個性を打ち出すことが求められる。
(井田通人)
最終更新:9月25日8時16分
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